1959年Cadillac Eldoradoについて

1950年代のアメリカ車の象徴といえばテールフィン。これがあるから好き、または大嫌いに評価が二分される年代ですが、ジェット戦闘機等からインスパイアされたこの年代のデザインを経てて初めて自動車にもエアロダイナミクスが導入され、後のマッスルカーのデザインに大きな影響を与えた事は識者の誰もが認める所です。
とりわけ50年代中盤からはテールフィンは大きくなって行き、いつしかそれは優美な車の象徴とされ、59年のキャデラックがとうとう世界最大のフィンを纏って登場するのでした。それは美の象徴でもある一方でEldoradoの名に相応しく富や名声の象徴とも云われ、多くの有名人が59年のキャデラックを求めました。
この年のキャデラックのラインナップにはすべて同じスタイルが用いられましたが、なかでもEldoradoは専用のクロームモールディングとモデル名のサイドエンブレムを奢り、他のモデルとは一線を画す絢爛さを誇りました。ビジュアルだけでなくエンジンも他のモデルに比べて20馬力多い345hpの出力の390ci V-8エンジンを搭載。
エアサスを採用し、まさに低空を飛ぶかのようなフィーリングを与える乗り心地は富裕層の心を掴んで話しませんでした。
しかし、それだけ豪華なコンバーチブルとなると、値段も標準装備だけで$7,400。$5,000ドル台の他のモデルを遥かにしのぐ価格になり、生産台数も当然のことながら僅か1,320台にとどまりました。
そして、50年代後半にテールフィンは「一般人に車が買えないオーバープライスの原因となった不必要な飾り」と消費者団体に攻撃され始めると、ひときわ大きいこのフィンは諸悪の根源のように攻撃の対象に遭い、わずか1年で終息。60年からはテールは消滅傾向になるのでした。
時代の流れでどんどん潰されてしまい、残存はわずか200台程度と云われています。
自動車がもっとも華やかだった時代のトップに君臨した59年Cadillac Eldoradoです。
中東をはじめ海外に現存300台。米国内で100台しか確認されていない幻のキャデラックです。

1959 Cadillac Eldorado Biarritz_wht

1959 Cadillac Eldorado Biarritz
1959 Cadillac Eldorado Biarritz
1959 Cadillac Eldorado Biarritz
1959 Cadillac Eldorado Biarritz 1959 Cadillac Eldorado Biarritz
1959 Cadillac Eldorado Biarritz
1959 Cadillac Eldorado Biarritz
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1959 Cadillac Eldorado 1959 Cadillac Eldorado Biarritz



1959 Cadillac Eldorado Biarritz Convertible
\ASK
展示場所:アメリカ
これらの車両はアメリカで現在for saleになっている車両です。迅速なお手続の完了をもってお車を確保致します。
価格は海上輸送量・通関&登録費用等込みです。
自動車税、リサイクル費用、重量税、自賠責保険料金別
商品車両仕様
車検:国内未登録(3年つきます)
走行:不明
外装:オリンピックホワイト+ホワイトトップ
内装:ホワイト
エンジン:V8-390ci
トランスミッション:A/T
パワーステアリング、パワーブレーキ、パワーシート、パワーウィンドウ、パワートップ、オートロニクスアイ、ワンダーラジオほか。ナンバーズマッチ。

50年代アメリカンクラシックの象徴のキャデラック。しかも希少なエルドラドです。派手で過激な色が多いとされる59年で、唯一生産されたオリンピックホワイトの塗装とトップと内装を統一した3トップと呼ばれるコーディネートです。
ハリウッド西部劇のスターが最初のオーナーで現在はプライベート・コレクションとして保管されていますが、このたび売りに出すことにしたそうです。これぞ文化遺産と言うべきキャデラックです。