1950年代の車について

この時代は全ての車において個性が溢れる百花繚乱の時代。必要とされている以上のクロームパーツをふんだんに奢り、シャープに光り輝くテイルフィンと相反する丸みを帯びたボディラインは、この時代特有の曲線美。ホワイトウォールの厚いタイヤがとても似合いました。
50年代前半の車は外装とは裏腹に比較的シンプルな内装が多かったのですが、逆に今となってはそれも簡素な美を醸し出している感がありますが、50年代後半の車たちの多くはビカビカな装飾品のような内装に変貌。ゴージャスの一言に尽きます。
ただし、人気の車種ほど年を経るに従い価格が高沸しており、リーズナブルな車を探すのが難しくなってきているのも実情ですが、多くの車のレストレーションパーツは潤沢。よほどニッチな車を選ばない限り部品にはそれほど困りません。

半世紀以上たった今、中には3回以上のフルレストレーションを経ている車もありますが、回数を経るごとにその時代最新のレストレーション技術を駆使しており、いい車を選べばまったく問題なく町乗り可能です。

運転に関しては床を軸に板状のペダルが立っているアクセルのものが多く、はじめは特に微調整を覚えるまではギクシャクしますが、ひとたび慣れてしまうと気にならなくなります。
ブレーキは多くの車種でパワーブレーキ化されていない場合もあり、これらのブレーキは重く効きも今時の車に比べて決して良くはないので早めに操作する必要があります。中にはパワーブレーキに換装されているものも多く存在します。
更にステアリングはこの時代が最も径が大きく、握りも細いので、微妙なステアリングワークはしやすいのですが、大きく曲がる時などは船を操るかのようにぐるぐると大きく速く回す事になります。内装色と同系色の艶やかなステアリングホイールが多く滑るので、早めのステアリングワークで優雅にのるのがコツです。
スポーツカーからラグジュアリーセダンまで、幅広いラインナップがありましたが、どれもせっかくの煌びやかな車なので、ドロドロ音よりも地面から静かに唸るようなV-8サウンドのマフラーでゆっくりゆったりと乗りまわす方がクールと言われるのが50年代の車です。

1954 Cadillac Coupe de Ville

1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville 1954 Cadillac Coupe de Ville
1956 Cadillac Coupe de Ville 1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville 1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville 1954 Cadillac Coupe de Ville
1954 Cadillac Coupe de Ville 1954 Cadillac Coupe de Ville


車両展示:アメリカ

1956 Cadillac Coupe de Ville
価格の目安:\6,500,000〜
これらの車両はアメリカで現在for saleになっている車両です。迅速なお手続の完了をもってお車を確保致します。
価格は海上輸送量・通関&登録費用等込みです。
自動車税、リサイクル費用、重量税、自賠責保険料金別
商品車両仕様
車検:ナシ
走行:不明
外装:ミントグリーン
内装:グレイ&ホワイト
エンジン:V-8 331ci
トランスミッション:コラムA/T
パワーウィンドウ、パワーステアリング、パワーブレーキ、オートロニックアイ、パワーシート

エルヴィス・プレスリーをはじめ、アメリカンドリームを掴んだ人たちの多くは自分達の成功の証として、キャデラックを求めました。この車両もビバリーヒルズのキャデラックディーラーが新車として販売した1台。
その後、元メジャーリーグ球団オーナーのコレクションに加わって保存されていました。
近年、フレームから降ろして、細部にわたり入念なレストレーションを施した車体に、クロームパーツも再メッキを施しています。対向車線から来る車の光の量を計測し、自動的にハイビームからロービームにライトを移行する、当時斬新とされたオプションのオートロニックアイも装備。その他、当時とても高価だったパワーシート、パワーウィンドウ、パワーステアリングなど、女性でも簡単に運転できるように欠かせないオプションが全て整っていますがそれもそのはず。この車の最初のオーナーは裏ブロードウェイミュージカルから「ハリウッドのファーストレディ」とまで謳われるようになった女優、ベティ・デイヴィスだったと云われています。

パワフルなV-8でありながら、キャデラックの優美さに浸りきれる静かなマフラーを装備。
優雅に舞うような走りです。

価格はもちろんセレブリティ級、、ではありません。どうしても59年のテールフィンの際立ったスタイルのみ印象深いのですが、このあたりの威風堂々としたフォルムのキャデラックもアメリカでは大人気です。
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